-Qu'est-ce que c'est ? これはなんですか? -C'est un stylo. これは万年筆です。 大学でのフランス語の始まりは、あいさつ、自己紹介に続いて、 こんな文だった気がします。 よく2~3さいになると、”なんで?どうして?”と質問責めになる時期があるといいますが、 うちのダヴィくん、今まさにその時期のようです。 彼の場合は、 ”Qu'est -ce que c'est ~ ? ” ”~ってなあに?” この質問が、1日中延々と続きます。 例えば・・・ 夜寝る前に彼が、朝ごはんの話を始めます。 そうするとワタシは、 ”Alors, on va prendre le petit-déjeuner deman matin." ーじゃあ朝ごはんは明日の朝、食べようー ここからが、エンドレスの質問開始です。 ダヴィ:Qu'est -ce que c'est demain? = 明日ってなあに? ワタシ: Tu dors maintenant, et quand tu te reveilles , ça sera demain. = 今、ダヴィは寝るでしょ、そして起きたら、明日になってるんだよ ダヴィ:Qu'est - ce que c'est " tu dors "? =寝るってなあに? ワタシ:D'abord tu te couches, fermes les yeux, fais de beaux rêves. =まず、横になるでしょう、そして目をつぶって、それで夢を見るんだよ ダヴィ:Qu'est - ce que c'est " de beaux rêves"? =夢ってなあに? こんな会話が日本語でもフランス語でも1日中続きます。 もちろんワタシのフランス語力では、説明できないこともあるし、 日本語でさえ、”も~う、~は~でしょ!”と言いたくなることがしばしば。 でも、きっとこれは彼なりの好奇心、成長、そしてコミュニケーション。 がんばって付き合うぞ!とここでまた決意を新たにしたいと思います。 子供用にもらった、絵と単語の組み合わせの本。 こんなのや こんなのがついてると、 おおやっぱり違いますね、とおもしろく思います。 "Qu'est-ce que c'est ~?" この時期はもう少し続きそうですが、 ワタシのフランス語も鍛えられるかも。 そしてこの純粋な好奇心、しつこさがきっと言葉を習得していく大切な要素なのでしょうね。 現在2さい5ヶ月の息子、ダヴィくん。 先日はワタシのフランス語の現状についてお話したので、 今日はダヴィくんの現在の状況。 ダヴィくんとの会話、うちでは現在、 夫さまはほぼ100%、フランス語、 外でほかの子供たちも一緒のときは、夫さまも日本語を使うようです。 ワタシは、なるべくフランス語、といってもワタシのフランス語力では限りがありますから、 がんばっている!と夫さまには言っていますが、 それでもやはり日本語のほうが比率的に高いはず。 そして、ダヴィくんの口から出てくるのは、 現在のところ、日本語:フランス語の比率、同じくらいでしょうか。 1歳を過ぎておしゃべりが本格的に始まった頃、 彼の口から出てくるのは圧倒的に日本語らしきもの。 それまではワタシはほぼ100%日本語のみ。 そこで夫さまの不満が爆発しまして・・・ ダヴィと話す時は、なるべくフランス語!ということになりました。 そこから、なるべくワタシもフランス語で話すように努めて、 約1年経過。 現在、ダヴィくんの口から出てくるのは、日仏、ほぼ半々です。 たとえば・・・ カタツムリを発見すると。 ♪で~んでんむしむし、かたつむり~♪ と歌い、さらに ♪ petit escargot porte sur son dos sa maisonette, aussitôt qu'il pleut , il est tout heureux, il sort la tête ♪ と歌いだします。 彼の頭の中では、すでにカタツムリに対して、 2つの言語が整理されているのですね。 ・・・うらやましい・・・ パパに話しかける時は、ほぼフランス語。 日本語で話しかけることもありますが、フランス語にスイッチしていくようです、見ていると。 ワタシには、日本語だったり、フランス語だったり。 家族3人で、フランス語で話している時には、ワタシにもフランス語、 ワタシと二人だけの時は日本語、 二人だけでもワタシがフランス語で話すと彼もフランス語、 お外でお友達と遊ぶ時は日本語。 これは彼が、話す相手の言語、周囲の雰囲気に合わせて自分の言語もスイッチしている、 ということなのでしょうか? よ~し、ママもがんばるよ! ワタクシ、現在何度目かのフランス語入門です。 ワタシがフランス語を始めたのは、大学1年生。 第1外国語として、ドイツ語、フランス語、中国語の3つからの選択でした。 それでなんとなく、フランス語。 これが、第1次入門。 そんなに熱心に勉強していたわけでもないのに、 大学3年の時、8ヶ月ほどパリに語学留学。 この時、話せないと困る~、そしてボーイフレンドもできたし~、 俄然やる気が出まして、第2次。 帰国後、フランス人シェフとフランス人オーナーのいるレストランでアルバイト。 彼ら、日本語覚える気ありませんでしたから、こちらががんばらねば!で第3次。 そして、かなり長いブランクがあった後、 夫さまと知り合いまして。 結婚。彼の家族との会話はフランス語。 がんばるよ~!と第4次。 でもまあ、日本で生活している間は、夫さまともほぼ日本語のみの会話。 やる気も落ちてきたところで、もうひとがんばり! と、日仏学院に通い始めて第5次。 妊娠、出産、怒涛のように過ぎていく毎日。 またもや、怠け始めていたところ、 夫さまとの間で、家庭での使用言語について問題勃発! (この問題については詳しくは後ほど) ダヴィくんが1歳半ごろからでしょうか? うちでは、ワタシもなるべくフランス語で話すように努め始めました。 そして、ダヴィくん2歳5ヶ月の現在。 日本語、フランス語ともに話し始めた彼。 ふと気づくと、ワタシのフランス語では、彼についていけなくなる日は近い! という危機感を持って、ただいま第6次フランス語入門です。 色々な勉強法があり、ワタシも色々試行錯誤中ですが・・・ 頭を切り替えて。 ダヴィくんと再スタート! スポンジのように素直に何でも吸収していく彼を見習うのが、 きっと語学習得の王道なのでしょう。 とにかく、フランス語を聞いてはオウムのようにまね。 フランス語でのアニメや、童謡も聞いたらとにかくまね。 って、子供のように素直にできれば間違いなく上達するはずなんですが・・・ 大人はね、というか、ワタシはやはり余計なことを考えたり、 素直にまねすることができなかったり。 子供向けのフランス語から、ニュースまで、とにかく色々聞くようにしてはいますが、 それと平行して最近始めたのが、 これ、子供用の、”Mon dico photos " 一つの単語に、写真、その単語の説明、もしくはその単語を使った例文が一つ。 とてもシンプルです。 例えば、”aimer ”という言葉。 ~ La maman dit "Je t'aime " à son enfant , il lui répond "Moi aussi !"~ という文が、ママと子供の写真とともについています。 これをなるべく1日1ページ、4単語。 ひたすら暗記です。 単純な文ですが、ワタシが苦手な冠詞の使い方、 正しいサンプルをひたすら詰め込むという点でとても有効なような気がします。 はじめまして、でも言いましたが、 こどもがバイリンガルになれるかではなく、 母のワタシがそれについていけるか?ということのほうが大変なところなのね、 とやっとわかりました。 でも、子供においていかれたくない! がんばります! フランス語、特に冠詞についての勉強法、 おすすめのものがあったら教えてください!
はじめまして。
まずは、自己紹介。 ワタシ:1975年生まれ、出生地:日本 日本語:自信あります フランス語:めちゃめちゃですが、どうにか生き延びられるレベル 英語:すっかり遠のいています、”えいごであそぼ”を毎日見るくらい 夫さま:1963年生まれ、出生地:ベルギー フランス語:母国語、ベルギーアクセント 日本語:日本語検定1級、悔しいがワタシのフランス語レベルよりは上 英語:特に苦労はしていないよう フラマン語:高校卒業までの学校での言語、現在使うのはベルギーに帰ったときくらい ヘブライ語:これまた特に問題はないよう 息子:2008年生まれ、出生地:日本 日本語:かなり話し始めています フランス語:かなり話し始めています 英語:”えいごであそぼ”が大好き、英語の童謡あやしげながら絶唱中 現在、家族3人、東京在住。 実は、このブログ、息子が1歳のときに始めようと準備したものの、 延び延びになって、放置状態でした。 が、最近・・・ 息子がどんどん話し始め、 問題は、息子がバイリンガルになれるかどうかではなく、 ワタシがそれについていけるかどうか、 と危機感を抱くまでになりました。 もちろん子育て、大切なのは、 子供が彼の人生を幸せに生きていけるよう、 サポートが必要な間、手助けをしていくことだと思います。 ただ、ワタシタチのように異なる母国語を話すカップルの場合、 子供の言語問題は、避けて通れません。 実は、子供が生まれるまで、国際結婚、なんて意識することもほとんどありませんでしたが、 子供が生まれてからは、かなり夫さまともめました。 今も、ちょっとした問題は、日々勃発中。 本当に文字通り、スポンジのように全てを吸収して成長していく息子をものすごくうらやましく思いながら、 母もがんばるぞ!という決意を新たに、ブログスタートします。 くじけそうになる自分を奮い立たせるために、 そして誰かとこういう気持ちを共有できたらなあと思います。 バイリンガルになればいい!というわけでなく、 両親が持ち寄った異なる文化の一部として、 でもその文化を知る、そして広げていく土台として、 日本語、フランス語を身につけてほしい、というのがワタシタチの願いです。 息子、ダヴィ、2歳5ヶ月。 どうぞよろしく。 以前からのブログも更新中。 あちこちひとめぼれ絵日記②
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